2010年06月07日

菅首相誕生へ 小沢流決別「国を立て直す」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相(民主党代表)の退陣を受け、新代表に就任した菅直人氏。当初から“本命”とされた菅氏は、両院議員総会でも静かに支持を訴え、代表の座をかちとった。

 「先ほどの閣議で鳩山首相からメモをいただきました」

 菅氏は午前11時から始まった代表選での政権演説の冒頭、首相から渡されたメモを取り出した。「日米、日中、日韓(関係)をよろしくお願いします」と書かれた走り書きに、首相のサインを求めたことを明らかにすると、感極まったように一瞬声を詰まらせた。

 菅氏は1日の記者会見で、鳩山首相は続投すべきだと強調していた。側近は「本音だ。鳩山首相が1年で辞めれば、自分が首相になっても(政権は安定せず)、1年で辞める流れになると懸念している」と明かす。

 菅氏は副総理就任後、石橋をたたいて渡るように慎重な言動に終始してきた。首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題にも「私に与えられた役割は経済、財政だ」と繰り返した。激しい性格で「イラ菅」とあだ名された男が、昨年9月以降は「ダマ菅」「菅黙」などと呼ばれるようになった。

 状況が変わったのは2日。代表選出馬を決めた菅氏は小沢氏に面会を求めたが会えない状況が続き、不信感を募らせた。その間に枝野幸男行政刷新担当相、前原誠司国土交通相ら、小沢氏と距離を置くグループが次々と菅氏の支持にまわった。

 菅氏は政治的直感で、急速に「非小沢」にかじを切った。衆参で150人を数えるとされる小沢氏グループだが党内の過半数には達しておらず、敵に回しても当選可能と読み切ったようだ。

 菅氏はこの日、午前8時半すぎ、首相官邸に姿を見せ、「新しい公共」円卓会議と、引き続き開かれた閣議に出席。鳩山内閣の閣僚としての最後の公務をこなした。国会内で開かれた支持議員による決起集会には前原氏や岡田克也外相、長妻昭厚生労働相らが並んだ。

 代表選終了後、前原氏は「挙党一致でこれから頑張るだけだ」と結束を呼び掛けた。これに対し、小沢氏に近い松木謙公国対副委員長は「小沢さんは幹事長や選対委員長などの役職に就かなくても、選挙のノウハウを十分生かしてくれる。何も心配していない」と強調した。

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posted by カシワ トオル at 10:26| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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